ウラジーミルの微笑

海外文学・世界文学の感想を長文で書くブログです。池澤全集を完走後、ゆっくり白水社エクス・リブリスの全巻読書をやってます。

2025-04-21から1日間の記事一覧

005『悲しみを聴く石』アティーク・ラヒーミー/関口涼子訳

Take Me Home, Country Roads 外では、 時として銃声。 時として祈り。 時として静寂。(p.119-120) <<感想>> 入院の経験はおありだろうか? ベットから動くことができず、さりとてすることもなく、リノリウムの廊下に響く看護師の足音だけが妙に際立って聴こ…